公開日:2026年10月6日 / 最終確認日:2026年10月6日
執筆:終活・相続専門チーム(DEN編集部)
年末が近づくと、ふと手が止まる方もいるのではないでしょうか。
「今年も年賀状、書けるかな」と。
宛名を書くのが年々おっくうになってきた。
でも、年に一度のあいさつで続いてきたご縁を、手放すのは寂しい。
そんな揺れる気持ちを抱えている方は、決して少なくありません。
この記事では、年賀状じまいの書き方と文例、伝えるタイミングを紹介します。
あわせて、あまり語られることのない「終活」の視点も添えました。
先にお伝えしておくと、年賀状をやめることが正解というわけではありません。
続ける、減らす、形を変える。自分に合った形を選ぶための材料として読んでいただけたら幸いです。
本記事で分かること
– 年賀状じまいが増えている背景と最新データ
– 終活の視点から見た年賀状じまいの意味(遺族の負担との関係)
– 失礼にならない書き方の基本と、そのまま使える文例
– 伝えるタイミングと、一斉にやめるか少しずつ減らすかの選び方
– 大切な人とのつながりを残す方法と、エンディングノートへの記録のコツ
年賀状じまいとは?年賀はがきの発行枚数は3年で半分以下に
年賀状じまいとは、これまで続けてきた年賀状のやり取りを、感謝とともに終える(または縮小する)ことです。
「今年限りで」と伝える、最後のあいさつ状
一般的には、最後の年賀状に「本年をもちまして年賀状でのご挨拶を控えさせていただきます」と一言添えて伝えます。
突然送らなくなるのではなく、きちんと区切りを伝えるのが特徴です。
いわば、長年のやり取りに「ありがとう」を伝える、ていねいなお別れのあいさつ。
決して縁を切るためのものではありません。
データで見る「年賀状じまい」の広がり
年賀状じまいは、ここ数年で一気に身近な言葉になりました。
| データ | 数値 | 出典 |
|---|---|---|
| 年賀はがき当初発行枚数(2023年用) | 約16.4億枚 | 日本郵便 |
| 年賀はがき当初発行枚数(2026年用) | 約7.5億枚(前年比約3割減) | 日本郵便(2025年8月発表) |
| 「すでに年賀状じまいをした」企業 | 58.1%(前年49.4%) | 帝国データバンク(2025年12月) |
| 「年賀状じまいをしている」個人 | 64.3%(検討中14.7%) | 株式会社ディライト(2025年、20〜70代1,003人) |
日本郵便の発表によると、2026年用の当初発行枚数は7億4,841万枚でした。
記録が残る2004年用以降で、最大の減少幅だったと報じられています。
個人向けの調査(株式会社ディライト、2025年)では、やめる理由の上位は次の2つでした。
- 手間の軽減(43.2%)
- メールやSNSで十分(42.7%)
背景には、はがき料金の値上げ(2024年10月に63円から85円へ)もあると考えられます。
LINEなどで日ごろ連絡を取り合えるようになったことも大きいでしょう。
増えているからといって、合わせる必要はない
ただ、数字だけを見て「みんなやめているから」と決める必要はありません。
年賀状を楽しみにしている方、毎年の一枚で近況を確かめ合う相手がいる方もいます。
大切なのは、周りに合わせることではなく、自分の気持ちと暮らしに合っているかどうか。
では、終活という視点から見ると、年賀状じまいにはどんな意味があるのでしょうか。
終活として考える年賀状じまいの4つのメリット
終活の視点で見ると、年賀状じまいは「自分のため」だけでなく、「残される家族のため」の準備にもなります。
① 遺族が年賀状を止める手間が減る
自分が亡くなった後、年賀状のやり取りを止めるのは家族の役目になります。
喪中はがきを出し、届いた年賀状には寒中見舞いで返事をする。
故人の交友関係をすべて知っている家族は、多くありません。
誰に知らせればいいのか分からず、住所録を前に途方に暮れることもあります。
元気なうちに整理しておけば、その作業はぐっと軽くなります。
② 「故人宛の年賀状」が届く辛さを防ぐ
次の章で詳しく触れますが、亡くなった人宛の年賀状が届き続けることがあります。
年賀状じまいは、家族がそのたびに悲しみを思い出す場面を減らすことにもつながります。
③ 人間関係を見つめ直すきっかけになる
一枚ずつ宛名を見ていくと、「この人には直接会いたいな」という気持ちが自然にわいてきます。
年賀状じまいは、関係を切る作業ではなく、大切な人を確かめる時間にもなります。
④ 年末の体力的な負担が軽くなる
数十枚、ときには百枚を超える年賀状の準備は、思った以上に体力を使います。
手や目が疲れやすくなった方にとって、年末の大きな負担になっていることもあるでしょう。
| メリット | 誰のため | ポイント |
|---|---|---|
| 年賀状を止める手間が減る | 家族 | 喪中はがき・寒中見舞いの対応が軽くなる |
| 故人宛の年賀状を防ぐ | 家族 | 悲しみを思い出す場面が減る |
| 人間関係の見つめ直し | 自分 | 本当に大切な人が見えてくる |
| 年末の負担が軽くなる | 自分 | 体力と時間にゆとりが生まれる |
「やめなきゃ」ではなく、「こういう意味もあるのか」と知っておくだけで十分です。
身の回りの「やめること」全般については、終活でやめること10選|引き算で人生を取り戻す断捨離の終活術でも紹介しています。
年賀状の住所録や連絡先を、家族が困らない形で残しておきたい方へ。
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亡くなった人宛に年賀状が届き続けるという、遺族のつらさ
年賀状は、送り主が相手の訃報を知らない限り、亡くなった後も届き続けることがあります。
元日のポストで、悲しみがよみがえる
大切な家族を見送った後の、初めてのお正月。
ポストを開けると、故人の名前が書かれた年賀状が何枚も入っている。
送り主に悪気はまったくありません。
それでも、明るい「あけましておめでとう」の文字に、胸が締めつけられる遺族は少なくないでしょう。
印刷ソフトの住所録から自動で宛名を作っている場合、翌年以降も届くことがあります。
相続相談の情報サイトでも、返事をしないと以後も届き続ける可能性が指摘されています(いい相続)。
遺族が担う「お知らせ」の作業
故人宛の年賀状が届いたら、遺族は寒中見舞いで返事をするのが一般的とされています。
時期は松の内が明けた1月7日ごろから、立春(2月4日ごろ)までです。
- 故人が亡くなったことと、その時期
- 知らせが遅れたことへのお詫び
- 生前のお付き合いへの感謝
悲しみの中で、一枚ずつこうした文面を書くのは、心にも体にも負担がかかります。
差出人が故人とどんな関係だったのか、分からないこともあるでしょう。
「先に伝えておく」ことは、家族への思いやり
生前に年賀状じまいをしておくと、こうした場面そのものが少なくなります。
もちろん、すべてを防げるわけではありません。
それでも「誰とやり取りしていたか」が分かるだけで、家族の気持ちはずいぶん違います。
大切な人を失った悲しみとの向き合い方は、グリーフケアとは?大切な人を失った悲嘆(グリーフ)と遺族の心のケア方法で紹介しています。
では、実際に年賀状じまいを伝えるとき、どう書けばよいのでしょうか。
年賀状じまいの書き方|失礼にならない4つの基本構成
年賀状じまいの文面は、「新年の挨拶と感謝」「やめる理由と宣言」「今後の連絡先」「結びの言葉」の4つで構成すると失礼になりません。
基本の4ステップ
| 順番 | 内容 | 書き方の例 |
|---|---|---|
| ① | 新年の挨拶と感謝 | 「旧年中は大変お世話になりました」 |
| ② | やめる理由と宣言 | 「寄る年波を感じ、本年をもちまして…」 |
| ③ | 今後の連絡先 | 「今後はメールやLINEにてご連絡を…」 |
| ④ | 結びの言葉 | 「皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます」 |
理由は、詳しく書かなくてもかまいません。
「高齢になったため」「時代の流れに合わせて」など、ひと言で十分です。
書くときに気をつけたい3つのポイント
1. 「どなた様にも」と書き添える
特定の人だけ避けているという誤解を防げます。
「皆様への年賀状を控えさせていただきます」などの表現が安心です。
2. 忌み言葉をなるべく避ける
お正月のあいさつなので、「去る」「切れる」「絶える」などの言葉は避けるのが無難です。
「やめる」より「控える」「失礼させていただく」のほうが、やわらかく伝わります。
3. 関係を続けたい気持ちを添える
「これからも変わらぬお付き合いを」の一文があるだけで、受け取る側の安心感が違います。
年賀状は終えても、ご縁は続くことを伝えましょう。
そのまま使える年賀状じまいの文例|丁寧・シンプル・感謝の3パターン
文例は、相手との関係や自分の気持ちに合わせて、丁寧・シンプル・感謝の3パターンから選ぶと書きやすくなります。
文例1:丁寧なパターン(目上の方・親戚向け)
謹んで新春のお慶びを申し上げます
旧年中は大変お世話になりました
さて 本年をもちまして 年賀状でのご挨拶を失礼させていただくことにいたしました
今後はSNSやメールにてご連絡させていただければ幸いです
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます
句読点を使わないのは、年賀状の慣習に合わせたものです。
「区切りをつけない」という意味が込められているとされます。
文例2:シンプルなパターン(友人・知人向け)
あけましておめでとうございます
誠に勝手ながら 本年をもちまして年賀状を控えさせていただきます
これからもどうぞよろしくお願いいたします
短くても、気持ちは十分に伝わります。
友人には「これからはLINEで近況を送り合おうね」と、ひと言手書きを添えるのも素敵です。
文例3:感謝を込めたパターン(長年のご縁がある方へ)
新年あけましておめでとうございます
長年にわたり 年賀状を通じて温かいお便りをいただき 本当にありがとうございました
毎年いただく一枚が 何よりの楽しみでございました
寄る年波には勝てず 本年をもちまして皆様への年賀状を控えさせていただくことにいたしました
年賀状は控えましても 皆様とのご縁はこれからも大切にしてまいります
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます
「楽しみでした」という一文に、寂しさと感謝がにじみます。
受け取った相手も、きっと温かい気持ちになるはずです。
年齢や体調を理由にする場合のひと言
- 「年齢を重ね、筆をとることが難しくなってまいりました」
- 「還暦(古希)を迎え、これを機に…」
- 「体力の衰えを感じるようになり…」
理由を添えると、相手も「そういうことなら」と受け止めやすくなります。
どの文例も、そのまま使っても、自分の言葉に少し直してもかまいません。
年賀状じまいのタイミングと伝え方
年賀状じまいのタイミングに決まりはなく、定年退職や70歳などの節目、または体力的に書くのがつらくなる前が一つの目安です。
よく選ばれるタイミング
- 定年退職:仕事関係のお付き合いが変わる節目
- 還暦・古希(70歳)などの節目:区切りとして伝えやすい
- 体力的に書けなくなる前:自分の言葉で伝えられるうちに
特に3つ目は、終活の視点から大切にしたいポイントです。
書けなくなってから途絶えてしまうと、相手に「何かあったのかな」と心配をかけることもあります。
伝え方は3つ
| 伝え方 | 向いている相手 | ポイント |
|---|---|---|
| 最後の年賀状に一言添える | ほとんどの方 | 最も一般的。新年の挨拶と一緒に伝えられる |
| 寒中見舞いで伝える | 年賀状を出しそびれた方・いただいた方だけ | 1月7日ごろ〜立春(2月4日ごろ)まで |
| メール・LINEで伝える | 日ごろから連絡を取り合う方 | 手軽。親しい間柄なら気持ちも伝わる |
喪中はがきで伝えるのは避けたほうが無難
喪中はがきは、身内の不幸をお知らせするためのものです。
年賀状じまいの話を一緒に書くと、相手が戸惑ってしまうこともあります。
喪中の年は、翌年の寒中見舞いや年賀状で伝えるとよいでしょう。
では、全員に一斉に伝えるのと、少しずつ減らすのとでは、どちらがよいのでしょうか。
全員一斉にやめるか、少しずつ減らすか
年賀状じまいには「全員に一斉に伝える方法」と「少しずつ枚数を減らす方法」があり、どちらにも良さがあります。
2つの方法を比べてみる
| 全員一斉にやめる | 少しずつ減らす | |
|---|---|---|
| メリット | 一度で区切りがつく/不公平感が出にくい | 寂しさがやわらぐ/相手の反応を見ながら進められる |
| デメリット | 唯一の連絡手段だった人と途切れることも | 誰を残すか迷いやすい/毎年の作業は続く |
| 向いている人 | 体力的に負担が大きい方 | 続けたい相手がはっきりしている方 |
「やめてから後悔した」という声も
年賀状印刷サービスの記事には、年賀状じまいの後悔として次のような声が紹介されています(富士フイルム「年賀状じまいで後悔しない方法」)。
- 年賀状が唯一の連絡手段だった人と、関係が途切れてしまった
- 元日に年賀状が届かないのが、なんだか寂しい
- 定年後に、つながりを復活させたくなった
こうした気持ちは、とても自然なものです。
年賀状には、一枚の紙以上の「つながりの実感」があるのかもしれません。
迷ったら「まず減らしてみる」も一つの方法
いきなりすべてをやめる必要はありません。
今年は仕事関係だけ、来年は… と段階を踏むのも、立派な年賀状じまいです。
やめた後に「やっぱり出したい」と思ったら、また送ってもかまいません。
年賀状じまいは、一度決めたら戻れない約束ではないのです。
完全にやめなくていい|大切な人だけ残す・デジタルカードに移す
年賀状じまいは「全部やめる」か「全部続ける」かの二択ではなく、大切な人だけに絞ったり、形を変えたりする選択肢もあります。
本当に大切な人だけに絞る
住所録を見ながら、次のような問いかけをしてみてください。
- 年賀状でしか近況を知らない人は誰か
- この人から届かなくなったら、寂しいと感じるか
- 自分に何かあったとき、知らせてほしい人か
残したい人が数人でも見つかれば、その方々には手書きで心を込めて送る。
枚数が減るぶん、一枚一枚に時間をかけられるようになります。
デジタルカードやLINEに移すという選択
最近は、スマートフォンから送れるデジタル年賀状やメッセージカードも増えています。
写真を添えて送れるものも多く、遠方の家族や孫とのやり取りにも向いています。
- LINEやメールでの新年のあいさつ
- 写真付きのデジタル年賀状サービス
- 家族のグループトークでの近況報告
一方で、デジタルが苦手な方や、紙の年賀状を楽しみにしている方もいます。
相手に合わせて紙とデジタルを使い分けるのも、思いやりの一つです。
手放すことで、大切なものがはっきりする
何かを手放すと、本当に大切にしたいものが見えてくることがあります。
この考え方は、「終活」という言葉をやめてみませんか?お金をかけずに日常でできる「生き方の整理」10選と断捨離マインドでも紹介しています。
続けるのも、減らすのも、形を変えるのも、どれも正解です。
そして、どの形を選んでも、残しておきたいものがあります。それが「年賀状リスト」です。
エンディングノートに「年賀状リスト」を残しておく
年賀状を続ける人もやめる人も、エンディングノートに年賀状のやり取り相手の一覧を残しておくと、もしものときに家族が誰に知らせればよいか分かります。
家族にとって「年賀状リスト」は訃報の連絡先になる
家族が亡くなったとき、遺族がまず困ることの一つが「誰に知らせるか」です。
年賀状のやり取り相手は、そのまま訃報や喪中はがきの送り先の候補になります。
ところが、住所録が年賀状ソフトやパソコンの中にあると、家族が見つけられないことがあります。
スマートフォンの連絡先も、ロックがかかっていれば開けません。
記録しておきたい5つの項目
| 項目 | 記入例 | 家族が助かる理由 |
|---|---|---|
| 名前と住所 | 山田花子/〇〇県〇〇市… | 喪中はがき・寒中見舞いを出せる |
| 関係 | 高校の同級生・元同僚 | 故人との関係が分かり、文面を考えやすい |
| やり取りの状況 | 毎年/年賀状じまい済み | 誰に返事が必要か判断できる |
| 年賀状以外の連絡手段 | LINE・メール・電話 | 訃報を早く伝えられる |
| 知らせてほしいか | 葬儀前に/落ち着いてから | 本人の希望に沿った連絡ができる |
特に「年賀状じまい済み」の記録は、遺族にとって心強い手がかりになります。
「この方にはもう年賀状を送っていない」と分かれば、迷わずにすむからです。
住所録の保管場所や、年賀状ソフト・スマホのデータがどこにあるかも書き添えておきましょう。
エンディングノート全体の書き方は、エンディングノートの書き方完全ガイドで詳しく紹介しています。
家族に「年賀状じまいしたよ」と伝えておく
記録と同じくらい大切なのが、家族へのひと言です。
「年賀状、今年で終わりにしたの」と話すだけでも、家族の安心につながります。
年賀状の話題は、終活の話を自然に切り出すきっかけにもなります。
家族への伝え方のコツは、終活を子どもや孫にどう伝える?「重い話」にしない家族コミュニケーションのコツを参考にしてみてください。
DENで「つながりの記録」をデジタルに残す
DEN(Digital Everlife Note)は、エンディングノートの情報をデジタルで記録し、暗号化して保管することを目指したサービスです。
年賀状リストのような人間関係の情報も、思い立ったときに少しずつ書き足せます。
- 年賀状をやり取りしている人の一覧
- 「年賀状じまい済み」かどうかのメモ
- LINEやメールなど、年賀状以外の連絡先
紙の住所録と違い、更新しやすいのがデジタルの良さです。
もしものときには、家族が「誰に知らせればいいか」を把握できるよう引き継ぐことを目指しています。
DENは、相続・遺言・終活に関する大切な情報を暗号化して安全に保管するデジタル終活サービスです。
現在、サービス開始に向けてモニターを募集しています。詳細はこちら
よくある質問(FAQ)
Q1. 年賀状じまいは失礼にあたりませんか?
A. 感謝の言葉と、今後もお付き合いを続けたい気持ちを添えれば、失礼にはあたらないと考えられています。最近は企業でも半数以上が年賀状じまいをしており(帝国データバンク、2025年)、受け止める側の理解も広がっています。
Q2. 年賀状じまいを伝えた相手から、また年賀状が届いたらどうすればよいですか?
A. 返事は必須ではありませんが、気になる場合は寒中見舞いやメールで、お礼とともに改めて伝えるとよいでしょう。「いただけてうれしかった」と添えると、温かく伝わります。
Q3. 夫婦のうち、片方だけやめてもよいですか?
A. 問題ありません。夫婦連名で出していた場合は、「私は本年をもちまして控えさせていただきます」など、誰がやめるのかを分かりやすく書くと親切です。
Q4. 喪中はがきで年賀状じまいを伝えてもよいですか?
A. 喪中はがきは不幸のお知らせなので、年賀状じまいの話は分けたほうが無難です。翌年の寒中見舞いや年賀状で伝えるとよいでしょう。
Q5. 年賀状じまいをした後に、また出したくなったら?
A. 再開してもかまいません。「やはり皆様に新年のご挨拶をお届けしたくなりました」と一言添えれば、相手もうれしく受け取ってくれるはずです。
Q6. 親の年賀状じまいを、子どもから勧めてもよいですか?
A. 体力的な負担を心配する気持ちは自然なものですが、年賀状を楽しみにしている親御さんもいます。「やめたら?」ではなく、「大変じゃない?手伝おうか」と気持ちを聞くところから始めてみてください。
エンディングノートのデジタル化にご興味がある方は、DENのサービス紹介ページをご覧ください。
まとめ:年賀状じまいは、ご縁を見つめ直す「ありがとう」の時間
年賀状じまいは、つながりを断つためのものではありません。
長年のご縁に感謝を伝え、これからの付き合い方を自分で選び直す時間です。
全部やめるのも、大切な人だけ残すのも、これまで通り続けるのも、どれも素敵な選択です。
迷ったら、まずは住所録を眺めながら「この人とはこれからもつながっていたい」と思える人を数えてみてください。
そして、どの形を選んでも、その記録をエンディングノートに残しておく。
それが、いつか家族の負担と悲しみを少し軽くしてくれるはずです。
今年の年末が、大切な人を思い浮かべる、あたたかい時間になりますように。
参考資料
– 日本郵便株式会社「2026年用年賀葉書の当初発行枚数等に関するプレスリリース」(2025年8月29日)
– 株式会社帝国データバンク「『年賀状じまい』に関する企業の意向アンケート」(2025年12月)
– 株式会社ディライト 葬儀の口コミ「2025年『年賀状じまい』が主流に」(2025年、20〜70代1,003人)
– 富士フイルム「年賀状じまいで後悔しない方法」
– いい相続「喪中に年賀状が来た場合や、故人あてに年賀状が届いた時はどうする?」
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、法律・税務・投資相談ではありません。個別の案件については、専門家(弁護士・税理士・司法書士)にご相談ください。記事内の情報は作成時点のものであり、変更される場合があります。


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