公開日:2026年10月6日 / 最終確認日:2026年10月6日
執筆:終活・相続専門チーム(DEN編集部)
「もしも自分で話せなくなったら、どんな医療を受けたいだろう」
ご家族の入院や、身近な方とのお別れをきっかけに、そう考えた方もいるかもしれません。
人工呼吸器をつけるか。口から食べられなくなったら、胃ろうをどうするか。
こうした選択を、意識のない本人に代わって家族が迫られる場面があります。
その「もしも」に備えて、自分の希望を書き残しておく方法がリビングウィル(事前指示書)です。
最初にお伝えしたいのは、延命治療を「受ける」のも「受けない」のも、どちらも尊重されるべき選択だということです。
この記事は、何かを勧めるためのものではありません。
「こういう選択肢もある」と知り、ご自身とご家族で考えるきっかけにしていただけたら幸いです。
本記事で分かること
– リビングウィル(事前指示書)の意味と、意思を示せる医療・ケアの種類
– 日本での法的効力と、医療現場での受け止められ方
– ACP(人生会議)との関係
– 4つの作り方と、書くときのポイント
– 家族・かかりつけ医への伝え方と、定期的な見直しの大切さ
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、医療・法律・税務・投資相談ではありません。治療方針については必ずかかりつけ医や医療機関にご相談ください。個別の案件については、専門家(医師・弁護士・税理士・司法書士)にご相談ください。
リビングウィル(事前指示書)とは?
リビングウィルとは、病気や事故で自分の意思を伝えられなくなったときに備えて、受けたい医療・受けたくない医療についての希望を前もって書面にしておくものです。
「事前指示書」とも呼ばれる、医療への意思表示
英語の「Living Will」は、「生きているうちに示す意思」という意味です。
遺言(Will)が亡くなった後のことを定めるのに対し、リビングウィルは生きている間の医療についての希望を示します。
日本では「事前指示書」という言葉も使われます。
厳密には、事前指示書は代理人の指定などを含む広い概念として説明されることもありますが、本記事ではほぼ同じ意味として扱います。
「考えたことはある」けれど、「書いている人」は少ない
厚生労働省の調査によると、事前指示書を作っておくことに賛成する人は多い一方、実際に作っている人は限られています。
| 調査項目 | 結果 | 出典 |
|---|---|---|
| 意思表示の書面を作っておくことに賛成 | 一般国民66.0% | 厚生労働省 平成29年度調査 |
| 賛成した人のうち、実際に作成している | 8.1% | 同上 |
| 人生の最終段階の医療・ケアについて考えたことがある | 一般国民51.9% | 厚生労働省 令和4年度調査 |
| 人生会議(ACP)を「知らない」 | 一般国民72.1% | 同上 |
「大切だと思うけれど、まだ書いていない」。
それはごく自然なことです。
重いテーマだからこそ、すぐに答えを出せなくて当然なのかもしれません。
では、リビングウィルでは具体的にどのようなことを書けるのでしょうか。
リビングウィルで意思を示せる主な医療・ケア
リビングウィルでは、人工呼吸器・胃ろうなどの人工栄養・心肺蘇生といった延命のための処置や、緩和ケア・最期を過ごす場所などについて希望を示すことができます。
主な項目と、選べる意思
| 医療・ケア | どんな処置か | 示せる意思の例 |
|---|---|---|
| 人工呼吸器 | 自力での呼吸が難しいとき、機械で呼吸を助ける | 望む/望まない/医師と家族に任せる |
| 胃ろう・経管栄養 | 口から食べられないとき、管で栄養を入れる | 望む/望まない/期間を区切って試したい |
| 心肺蘇生(CPR) | 心臓や呼吸が止まったときの心臓マッサージなど | 望む/望まない |
| 緩和ケア | 痛みや苦しさをやわらげる医療・ケア | 十分に受けたい |
| 最期を過ごす場所 | 自宅・病院・施設など | 自宅で過ごしたい/病院で安心したい |
ここで大切なのは、「望む」も立派な意思表示だということです。
「できる限りの治療を受けたい」と書いておくことも、リビングウィルの一つの形です。
「迷っている」と書いてもかまわない
すべての項目に、はっきり答えを出す必要はありません。
「その時の状態を見て、家族と医師で話し合って決めてほしい」と書く方もいます。
迷いを書き残すことは、無責任なことではありません。
むしろ「自分はこう考えていた」という手がかりが、家族の支えになることがあります。
在宅での看取りを考えたい方は、自宅で死ぬ人はわずか17%——戦後90%から逆転した「在宅死」の現実と備えも参考にしてみてください。
日本でのリビングウィルの法的効力|拘束力はないが尊重される傾向
日本にはリビングウィルや尊厳死を直接定めた法律がなく、リビングウィルに法的な拘束力はありませんが、医療現場では本人の意思を示す大切な資料として尊重される傾向にあります。
法律で「必ず従う」とは決まっていない
日本では、リビングウィルについての法律は作られていません。
そのため、書いた内容に医師が必ず従う義務があるわけではありません。
日本公証人連合会も、公正証書で作った尊厳死の宣言について、次のように説明しています。
医療機関が必ずしも従う義務はなく、作成したからといって希望が必ず実現するとは限らない、という趣旨です。
国のガイドラインは「本人の意思」を基本にしている
一方で、厚生労働省は「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」を示しています。
2007年に作られ、2018年3月に改訂されました。
このガイドラインのポイントは、次のとおりです。
- 本人の意思決定を基本として、医療・ケアの方針を決める
- 本人の意思が確認できないときは、家族等が推定する本人の意思を尊重する
- 話し合った内容は、その都度文書にまとめて共有する
つまり、リビングウィルは「本人の意思」を知るための大切な手がかりとして位置づけられます。
書面があることで、医療者も家族も、本人の気持ちに沿った判断をしやすくなるのです。
「書いたら終わり」ではない理由
法的な拘束力がないからこそ、書面だけに頼るのではなく、家族や医療者と話し合っておくことが大切になります。
そこで知っておきたいのが、ACP(人生会議)という考え方です。
ACP(人生会議)との関係|文書と話し合いの違い
ACP(アドバンス・ケア・プランニング)は「人生会議」とも呼ばれ、本人・家族・医療者が繰り返し話し合うプロセスのことで、リビングウィルはその話し合いの内容を形にしたものと位置づけられます。
「人生会議」とは
厚生労働省は、人生会議を次のように説明しています。
もしものときに望む医療やケアについて前もって考え、家族や医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有する取り組みです。
2018年に「人生会議」という愛称が決まり、11月30日は「人生会議の日」とされています。
リビングウィルとACPの違い
| リビングウィル(事前指示書) | ACP(人生会議) | |
|---|---|---|
| 形 | 書面(文書) | 話し合いのプロセス |
| 関わる人 | 主に本人 | 本人・家族・医療者・ケアの担当者 |
| 時間軸 | 書いた時点の意思 | 気持ちの変化に合わせて何度でも |
| 大切なこと | 具体的に書き残す | 価値観を共有し続ける |
「代わりに考えてくれる人」を決めておく
2018年のガイドライン改訂では、本人の意思を推定する人を前もって決めておくことの大切さも示されました。
家族だけでなく、親しい友人などを選ぶこともできるとされています。
自分のことを一番よく分かってくれている人は誰か。
リビングウィルに名前を書いておくと、いざというとき医療者が相談しやすくなります。
尊厳死や安楽死との違いについては、尊厳死と安楽死の違いとは|日本と欧米の思想的な差から考える、自分の死生観の持ち方で詳しく紹介しています。
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リビングウィルの作り方|4つの方法
リビングウィルの作り方には、日本尊厳死協会の宣言書を使う、かかりつけ医と相談して作る、自分で書く、公正証書にするという4つの方法があります。
4つの方法の比較
| 方法 | 費用の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| ①日本尊厳死協会の「リビング・ウイル」 | 年会費2,000円(終身70,000円) | 協会が登録・保管。相談窓口あり |
| ②かかりつけ医と相談して作る | 診察の範囲内が多い | 病状に合わせた具体的な内容にできる |
| ③自分で書く(自治体・医師会の様式など) | 0円 | 書式は自由。思い立ったときに書ける |
| ④尊厳死宣言公正証書 | 公証人手数料(時間に応じて) | 公証人が本人の意思を確認して記録 |
※費用は2026年10月時点で各団体が公表している情報をもとにしています。最新の情報は各窓口でご確認ください。
① 日本尊厳死協会の「リビング・ウイル」を使う
公益財団法人日本尊厳死協会は、1976年に設立された団体です。
入会してリビング・ウイルを提出すると、協会が登録・保管してくれます。
- 会員証と、リビング・ウイルの原本証明付きコピー2枚が届く
- 年4回の会報で、終末期医療の情報が得られる
- リビング・ウイルに理解のある「受容協力医師」を紹介してもらえる
- 医療に関する電話相談を利用できる
郵送のほか、Webからの入会もできます。
「一人で考えるのは不安」という方にとって、相談先があるのは心強いことです。
② かかりつけ医と相談して作る
持病がある方や、通院中の方には特におすすめしたい方法です。
今の病状で起こりうることを聞いたうえで考えると、具体的で現実に合った内容になります。
「人工呼吸器をつけると、その後どうなるのか」
「胃ろうにすると、どんな暮らしになるのか」
こうした疑問は、ネットの情報だけでは判断が難しいものです。
かかりつけ医に率直に聞いてみることが、納得のいく選択への近道になります。
③ 自分で書く
リビングウィルには決まった書式がありません。
自治体や地域の医師会が、記入しやすい様式を公開していることもあります。
まずは自分の言葉で、思いを書き出してみるだけでもかまいません。
後から医師と相談して、内容を整えていくこともできます。
④ 尊厳死宣言公正証書にする
公証役場で、公証人に本人の意思を確認・記録してもらう方法です。
本人が自分の意思で作ったことを示す、信頼性の高い書面になります。
日本公証人連合会によると、こうした公正証書(事実実験公正証書)の手数料は、作成にかかった時間1時間までごとに13,000円です(2025年10月の改正後)。
ただし、前の章で触れたとおり、公正証書にしても法的な拘束力が生まれるわけではありません。
リビングウィルを書くときに大切にしたい5つのポイント
リビングウィルは、医師や家族が読んで迷わないよう、具体的に、理由とともに書くことが大切です。
1. できるだけ具体的に書く
医師が監修する医療情報サイトでは、「胃ろうを希望しない」とだけ書くのは不十分だと指摘されています(メディカルノート)。
胃ろうだけを避けたいのか、鼻からの管なども含めて人工的な栄養補給全般を望まないのかが、伝わりにくいためです。
迷ったときは、かかりつけ医に「この書き方で意図が伝わりますか」と確認してみてください。
2. 「なぜそう思うのか」を添える
「最期まで家族と会話できる時間を大切にしたい」
「少しでも長く生きて、孫の成長を見守りたい」
理由や価値観が書いてあると、書面にない状況でも、家族や医療者が本人の気持ちを推し量りやすくなります。
3. 署名と日付は自筆で
書式は自由ですが、署名と作成日は自筆で書いておくと安心です。
いつ・誰が書いたものかがはっきりします。
4. 意思を代わりに伝えてくれる人を書く
自分の気持ちをよく知っている人の名前と連絡先を書いておきましょう。
前もってその人に頼み、内容を一緒に確認しておくとより安心です。
5. 迷いや「任せたい」気持ちも書いてよい
「この点は、その時の家族の判断に任せます」という一文も、大切な意思表示です。
家族が「本人の希望に背いたのでは」と自分を責めずにすむことにもつながります。
家族とかかりつけ医への伝え方
リビングウィルは、書いたことを家族とかかりつけ医が知っていて、いざというときに見つけられる状態にしておくことが何より大切です。
いちばん大切なのは、家族と共有すること
救急の場面や入院のとき、リビングウィルの存在を知らなければ、家族は医療者に伝えることができません。
書面だけで終わらせず、ぜひ一度、家族と話す時間をつくってみてください。
切り出しにくいときは、次のような入り方もあります。
- 「この前テレビでこんな話を見てね」と話題にする
- 家族の誰かの入院や、知人のお別れをきっかけにする
- 11月30日の「人生会議の日」をきっかけにする
家族の意見が自分と違うこともあるでしょう。
それも自然なことです。違いを知ることも、話し合いの大切な一歩です。
かかりつけ医に渡しておく
コピーをかかりつけ医に渡し、カルテに残してもらえるか相談してみましょう。
通院先が複数ある方は、主に診てもらっている医療機関を中心に伝えておくと安心です。
保管場所をはっきりさせる
せっかく書いても、引き出しの奥にしまったままでは、必要なときに見つかりません。
- 原本の保管場所を家族に伝える
- 財布や保険証と一緒に「リビングウィルあり」のメモを持つ
- 日本尊厳死協会の会員証を携帯する
家族の心の負担にも目を向けて
延命治療をどうするかの判断は、家族にとって大きな心の負担になります。
本人の希望に沿って決めたとしても、「本当にあれでよかったのか」と悩み続ける方もいます。
リビングウィルや話し合いの記録は、そんな家族の心を支える手がかりにもなります。
大切な人を見送った後の心のケアについては、グリーフケアとは?大切な人を失った悲嘆(グリーフ)と遺族の心のケア方法で紹介しています。
介護の段階で在宅か施設かを迷っている方は、在宅介護と施設介護、どちらを選ぶ?罪悪感を手放すための判断基準もあわせてご覧ください。
書いて終わりにしない|定期的な見直しのすすめ
リビングウィルは一度書いたら終わりではなく、体調や暮らし、気持ちの変化に合わせて見直し、いつでも書き直すことができます。
気持ちは変わってもいい
元気なときに「延命治療は望まない」と考えていた方が、病気と向き合う中で考えが変わることもあります。
その逆もあります。
厚生労働省のガイドラインでも、本人の意思は心身の状態によって変わりうるため、繰り返し話し合うことが大切だとされています。
気持ちが変わるのは、真剣に向き合っている証拠なのかもしれません。
見直しのタイミングの目安
| タイミング | 見直したいこと |
|---|---|
| 病気の診断を受けたとき | 病状に合わせた具体的な内容になっているか |
| 入院・手術の前 | 医療機関に伝わる状態になっているか |
| 誕生日や年末年始など、毎年1回 | 今の気持ちと書いた内容がずれていないか |
| 家族構成が変わったとき | 代わりに意思を伝える人が適切か |
書き直したら、古いものの扱いに注意
内容を変えたときは、新しい日付で書き直しましょう。
古い書面が残っていると、どちらが本当の希望か分からなくなることがあります。
かかりつけ医や家族、協会などに渡しているコピーも、あわせて差し替えておくと安心です。
エンディングノートに「リビングウィルの保管場所と内容」を残す
リビングウィルを書いたら、その保管場所と要点をエンディングノートにも記録しておくと、もしものときに家族が迷わず見つけ、医療者に伝えることができます。
「書いてあったはずなのに見つからない」を防ぐ
急な入院や救急搬送は、ある日突然やってきます。
そのとき家族が「どこにしまってあるか分からない」となれば、せっかくの意思が届きません。
スマートフォンのメモに書いていても、ロックがかかっていれば家族は開けないこともあります。
エンディングノートに記録しておきたい項目
| 項目 | 記入例 |
|---|---|
| リビングウィルの有無と作成日 | あり(2026年10月作成) |
| 原本の保管場所 | 寝室の書類箱/協会に登録済み |
| 渡している先 | かかりつけ医(〇〇クリニック)・長女 |
| 主な希望の要点 | 緩和ケアを十分に受けたい など |
| 意思を代わりに伝えてほしい人 | 長女(電話番号) |
| かかりつけ医の連絡先 | 〇〇クリニック・〇〇医師 |
医療の希望に加えて、保険証や診察券、お薬手帳の場所も書いておくと、入院時に家族が慌てずにすみます。
エンディングノート全体の書き方は、エンディングノートの書き方完全ガイドで詳しく紹介しています。
DENで、医療の希望と保管場所をデジタルに残す
DEN(Digital Everlife Note)は、エンディングノートの情報をデジタルで記録し、暗号化して保管することを目指したサービスです。
- リビングウィルの有無・保管場所・見直した日付
- 意思を代わりに伝えてほしい人の連絡先
- かかりつけ医や通院先の情報
- スマホやネットサービスのアカウント情報などのデジタル資産
紙と違って更新しやすく、見直すたびに日付を残しておけます。
もしものときには、家族が必要な情報にたどり着けるよう引き継ぐことを目指しています。
なお、DENはリビングウィルそのものの代わりになるものではありません。
医療についての意思表示は、かかりつけ医と相談しながら、書面でも準備しておくことをおすすめします。
DENは、相続・遺言・終活に関する大切な情報を暗号化して安全に保管するデジタル終活サービスです。
現在、サービス開始に向けてモニターを募集しています。詳細はこちら
よくある質問(FAQ)
Q1. リビングウィルは何歳から書けばよいですか?
A. 決まった年齢はありません。持病の診断や家族の入院などをきっかけに考える方が多いようです。元気で判断力がしっかりしているうちに、一度考えておくと安心です。
Q2. 家族がリビングウィルの内容に反対したら、どうなりますか?
A. 法的な拘束力がないため、最終的には医療者と家族が話し合って方針を決めることになります。だからこそ、元気なうちに家族と話し、気持ちを共有しておくことが大切です。かかりつけ医に間に入ってもらうのも一つの方法です。
Q3. 書いた後に気持ちが変わったら、どうすればよいですか?
A. いつでも書き直したり、取り消したりできます。新しい日付で書き直し、古い書面やコピーを差し替えておきましょう。気持ちが変わることは自然なことです。
Q4. 救急車を呼んだら、リビングウィルはどう扱われますか?
A. 救急隊は原則として救命処置を行います。一部の地域では、かかりつけ医との連携などを条件に、本人の意思に沿った対応をする運用も始まっています。在宅療養中の方は、もしものときの連絡先や対応を、前もってかかりつけ医と相談しておきましょう。
Q5. 認知症と診断された後でも書けますか?
A. 症状の程度によっては、本人の意思を確認しながら作れる場合があります。判断が難しいときは、かかりつけ医に相談してください。診断を受けた早い段階で、家族と話し合っておくことが大切です。
Q6. リビングウィルと遺言書は、一緒に書いてもよいですか?
A. 遺言書は亡くなった後の財産などについて、リビングウィルは生きている間の医療についての書面で、役割が異なります。混同を避けるため、別々に作っておくのが一般的です。
エンディングノートのデジタル化にご興味がある方は、DENのサービス紹介ページをご覧ください。
まとめ:大切なのは「正解」ではなく、あなたの意思が伝わること
リビングウィルは、延命治療を受けるか受けないかを決めるためだけのものではありません。
「自分はどう生きたいか」を、大切な人と分かち合うための手紙のようなものです。
治療を望むのも、望まないのも、迷っているのも、どれもあなたの大切な意思です。
書く前にはかかりつけ医に相談し、書いた後は家族と共有し、ときどき見直す。
その積み重ねが、いざというときにあなたと家族を支えてくれるはずです。
今日すぐに書かなくても大丈夫です。
まずは「もしものとき、どうしたいかな」と、少しだけ考えてみるところから始めてみませんか。
参考資料
– 厚生労働省「令和4年度 人生の最終段階における医療・ケアに関する意識調査 結果の概要」(2022年11月〜2023年1月調査)
– 厚生労働省「平成29年度 人生の最終段階における医療に関する意識調査 報告書」(2018年3月)
– 厚生労働省「人生会議(ACP:アドバンス・ケア・プランニング)してみませんか?」
– 日本公証人連合会「Q3.「尊厳死宣言公正証書」について、説明してください。」
– 日本公証人連合会「公証人手数料」
– 公益財団法人日本尊厳死協会「入会のご案内」
– メディカルノート「胃ろうを拒否できる? 事前指示書「胃ろうを希望しない」では不十分」
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、医療・法律・税務・投資相談ではありません。治療方針や事前指示の内容については、必ずかかりつけ医や医療機関にご相談ください。個別の案件については、専門家(医師・弁護士・税理士・司法書士)にご相談ください。記事内の情報は作成時点のものであり、法改正や制度変更等により変更される場合があります。


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