高齢者の入院で家族がすべきこと|入院決定から退院までの準備・持ち物リストと、入退院を繰り返す人の「スーツケース常備術」

柔らかな朝の光が差す日本の住まいの玄関先で、日本人の女性が高齢の母の入院に備えて落ち着いた表情でスーツケースに着替えやタオルを詰める様子 終活・エンディングノート

公開日:2026年10月9日 / 最終確認日:2026年10月9日
監修:終活・相続専門チーム(DEN編集部)

「お父さんが入院することになった」
そんな連絡を受けて、頭が真っ白になった経験はありませんか。

心配な気持ちを抱えながら、書類をそろえ、仕事を調整し、病院へ向かう。
家族にとっても、入院は大きな出来事です。

慌ててしまうのは、あなたが大切な人を思っているからです。
まずは深呼吸をして、一つずつ進めていきましょう。

この記事では、高齢者の入院で家族がすべきことを、時系列で整理しました。
入院が決まったとき、入院中、退院前、そして緊急入院のときの順に紹介します。

本記事で分かること
– 入院が決まったら最初にすること4つ
– 高齢者向けの入院の持ち物リスト(2026年最新の書類事情)
– 入退院を繰り返す人のための「スーツケース常備術」
– 入院中・退院前に家族がすべきこと
– 緊急入院のときの対応
– 入院に必要な情報を、エンディングノートに残す方法

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、医療・法律・税務相談ではありません。病状や治療については、必ず主治医の説明に従ってください。費用や制度の詳細は、加入している健康保険や専門家にご確認ください。

入院の手続きや持ち物、面会のルールは、病院や地域によって異なります。本記事は目安としてご覧いただき、必ず入院先の病院に確認してください。


  1. データで見る高齢者の入院|入院患者の4人に3人が65歳以上
  2. 【入院が決まったら】最初にすること4つ
    1. 1. 主治医から病状・治療方針・入院期間の見通しを聞く
    2. 2. 入院に必要な書類を確認する
    3. 3. 入院費用の概算を確認する
    4. 4. 仕事・介護・ペットの調整をする
  3. 高齢者の入院 持ち物リスト
    1. 必ず持っていくもの
    2. 該当する人だけ持っていくもの
    3. あると便利なもの
    4. 認知症の場合は「家族の連絡先メモ」が特に大切
    5. 持ち物すべてに名前を書く
  4. 入退院を繰り返す人の「スーツケース常備術」
    1. 衣類と日用品は常備し、薬と書類は毎回入れ替える
    2. 「入院セットリスト」をスーツケースの内側に貼る
    3. 病院の「入院セット」との使い分け
    4. 置き場所は「玄関の近く」と家族で共有
  5. 【入院中】家族がすべきこと
    1. 面会のスケジュールを家族で分担する
    2. 担当看護師・医療ソーシャルワーカーと連携する
    3. 退院後の生活を、入院直後から考える(退院支援)
    4. 医療費の支払いと、高額療養費の申請を忘れない
  6. 【退院前】にすること
    1. 退院前カンファレンスに参加する
    2. 住まいを整え、介護保険の申請や見直しをする
    3. 訪問看護・訪問介護を手配する
    4. 次の外来予約とお薬手帳を確認する
  7. 【緊急入院】の場合の対応
    1. 搬送先を確認し、かかりつけ医に連絡する
    2. 最低限の持ち物で駆けつける
    3. 「誰が最初に駆けつけるか」を家族で決めておく
  8. 入院に必要な情報を、エンディングノートに残しておく
  9. よくある質問(FAQ)
  10. まとめ

データで見る高齢者の入院|入院患者の4人に3人が65歳以上

全国の入院患者のおよそ75%が65歳以上であり、高齢者の入院は多くの家族にとって身近な出来事です。

厚生労働省の「令和5年 患者調査」によると、ある1日の入院患者は推計117.5万人でした。
そのうち65歳以上は88.7万人で、約75%を占めています。

75歳以上に絞っても67.3万人と、半数を超えています。
退院患者の平均在院日数も、年齢別では65歳以上が最も長くなっています。

高齢者は、入院をきっかけに足腰が弱ったり、生活のリズムが崩れたりしやすいといわれます。
だからこそ、入院の段階から「退院後の暮らし」を見すえておくことが大切です。

では、入院が決まったら、まず何から始めればよいのでしょうか。


【入院が決まったら】最初にすること4つ

入院が決まったら、「主治医の説明を聞く」「書類を確認する」「費用の目安を知る」「仕事や介護を調整する」の4つから始めると、落ち着いて準備を進められます。

1. 主治医から病状・治療方針・入院期間の見通しを聞く

最初に大切なのは、主治医の説明を本人と一緒に聞くことです。
緊張していると、聞いたことを忘れてしまいがちです。

主治医に聞いておきたいこと
– 病名と、今の状態
– 治療の方針と、手術や検査の予定
– 入院期間のおおよその見通し
– 退院後に、生活上で気をつけること

メモを取るか、了解を得て家族の誰かが同席すると安心です。
わからない言葉は、遠慮せずに「もう一度教えてください」と伝えてかまいません。

2. 入院に必要な書類を確認する

2026年10月現在、従来の紙の健康保険証は使えなくなっています。
受診や入院では、マイナ保険証か資格確認書で保険の資格を確認します。

後期高齢者医療制度では、資格確認書の一斉交付が2026年7月末で終わりました。
8月以降は、年齢やマイナ保険証の利用状況によって、届く書類が異なります。
手元の書類の有効期限を、一度確認しておくと安心です(デジタル庁「マイナ保険証」)。

限度額適用認定証は、マイナ保険証で受診すれば、多くの場合は提示が不要です。
資格確認書で受診する場合などは、事前の申請が必要になることがあります。
詳しくは、限度額適用認定証とは?高額療養費との違い・申請方法・使い方を徹底解説をご覧ください。

3. 入院費用の概算を確認する

入院費用は、医療費だけではありません。
食事代や差額ベッド代、日用品のレンタル代なども加わります。

入院中の食事代は、2026年6月から一般の区分で1食550円になりました。
この食事代は、高額療養費の対象外で、全額が自己負担です。

医療費の自己負担には、所得に応じた月ごとの上限(高額療養費制度)があります。
2026年8月からは月ごとの上限額が見直されました。
あわせて、1年単位の「年間上限」も新たに設けられています(厚生労働省「高額療養費制度を利用される皆さまへ」)。

おおよその金額は、病院の入院窓口や医事課で教えてもらえます。
個室を希望しない場合は、その意思をはっきり伝えておきましょう。

4. 仕事・介護・ペットの調整をする

付き添いや面会のために、仕事を調整する必要があるかもしれません。
勤め先に、介護休暇や有給休暇の制度があるか確認してみてください。

入院する本人が、配偶者の介護をしている場合もあります。
その場合は、担当のケアマネジャーにすぐ連絡し、ショートステイなどを相談しましょう。

ペットの世話、郵便物、植木の水やりなども忘れがちです。
誰が何を担当するか、家族で分担を決めておくと負担が偏りません。

仕事と介護の両立に不安がある方は、介護離職を防ぐ5つの方法|仕事と介護を両立するための制度・給付金・相談先も参考にしてください。


高齢者の入院 持ち物リスト

高齢者の入院の持ち物は、「書類と薬」「身の回りの品」「本人の体に合わせた品」の3つに分けて準備すると、漏れを防げます。

病院の案内に持ち物リストがある場合は、そちらを優先してください。
ここでは、多くの病院に共通する持ち物をまとめました。

必ず持っていくもの

書類・薬
– マイナ保険証、または資格確認書
– 診察券(ほかの病院のものも含めて)
– お薬手帳と、普段飲んでいる薬(入院日数分)
– 印鑑と、少額の現金

身の回りの品
– 着替え(前開きのパジャマや肌着)
– タオル、バスタオル
– 洗面用具(歯ブラシ、コップ、くし、ひげそり)
– かかとのある、滑りにくい靴

薬は、病院でまとめて確認することが多いため、袋ごと持っていきます。
前開きの服は、点滴や診察のときに着替えやすく、本人の負担を減らせます。

該当する人だけ持っていくもの

  • 限度額適用認定証(資格確認書で受診する場合など)
  • 介護保険被保険者証、障害者手帳
  • 入れ歯と入れ歯ケース、洗浄剤
  • 紙おむつ、尿とりパッド(病院の指示に合わせて)
  • 杖や歩行器など、普段使っている福祉用具

あると便利なもの

  • 補聴器、眼鏡(ケースに入れて)
  • スマートフォンと、長めの充電ケーブル
  • イヤホン付きのラジオ、本、雑誌
  • ストロー付きのコップ、ウェットティッシュ
  • 羽織れるカーディガン

補聴器や眼鏡、入れ歯は、病院が管理しないことが多く、紛失しやすい品です。
ケースに名前を書き、置き場所を決めておくと安心です。

認知症の場合は「家族の連絡先メモ」が特に大切

本人に認知症がある場合は、家族の連絡先メモを必ず持たせましょう。
入院環境の変化で混乱し、自分で連絡先を伝えられないことがあるからです。

連絡先メモに書いておきたいこと
– 家族の名前と続柄、電話番号(2人以上)
– かかりつけ医と、担当ケアマネジャーの連絡先
– 普段の様子(呼ばれて安心する呼び名、好きな話題)
– 食事や排せつで、手助けが必要なこと

「いつもの呼び名」や「好きな話題」は、看護師さんが本人と接するときの助けになります。
小さなメモが、本人の安心につながるのです。

持ち物すべてに名前を書く

病院では、似たような持ち物が多く、取り違えが起こりがちです。
衣類やコップ、靴など、持ち物にはすべて名前を書いておきましょう。

貴重品や多額の現金は、持ち込まないのが基本です。
病院によっては、貴重品用の金庫がある場合もあります。


入退院を繰り返す人の「スーツケース常備術」

入退院を繰り返す場合は、入院セットをスーツケースに常備しておくと、急な入院でも慌てずに家を出られます。

持病があって入退院を繰り返すと、そのたびに荷物をそろえるのは大変です。
そこでおすすめしたいのが、「スーツケース常備術」です。

衣類と日用品は常備し、薬と書類は毎回入れ替える

スーツケースには、入院で使う衣類と日用品を、普段から入れておきます。
退院したら洗濯をして、すぐにスーツケースへ戻すのがコツです。

常備しておくもの
– 前開きのパジャマ、肌着、靴下(各2〜3組)
– タオル、洗面用具、コップ、ストロー
– 予備の充電ケーブル、ウェットティッシュ

毎回入れ替えるもの
– 薬(最新の処方の内容と日数分)
– お薬手帳、マイナ保険証または資格確認書、診察券

薬や書類は、日々使うため常備には向きません。
「出かける直前に入れるもの」として、別に分けておきます。

「入院セットリスト」をスーツケースの内側に貼る

スーツケースの内側に、持ち物のリストを貼っておきましょう。
「直前に入れるもの」には、印をつけておくとわかりやすくなります。

リストがあれば、本人でなくても、家族の誰でも準備ができます。
退院後に補充するときにも、足りないものがすぐにわかります。

病院の「入院セット」との使い分け

病院によっては、パジャマやタオルを日額で借りられる入院セットがあります。
洗濯の手間が省けるため、遠方に住む家族には心強い仕組みです。

一方で、肌ざわりや着慣れた服を大切にしたい方もいるでしょう。
病院のレンタルと、自宅のスーツケースを組み合わせるのも一案です。

置き場所は「玄関の近く」と家族で共有

スーツケースは、玄関の近くなど、すぐに持ち出せる場所に置きます。
置き場所を家族全員で共有しておけば、夜中の緊急入院でも慌てません。

キャスター付きなら、高齢の家族でも運びやすくなります。
ご自宅に、スーツケースを置けそうな場所はありそうですか。

デジタル終活を安全・簡単に進めたい方は、DENのモニター募集をご確認ください。
モニター募集に申し込む


【入院中】家族がすべきこと

入院中は、面会の分担を決め、看護師や医療ソーシャルワーカーと連携しながら、早い段階から退院後の生活を考えておくことが大切です。

面会のスケジュールを家族で分担する

面会は、本人にとって大きな励みになります。
ただ、一人の家族が毎日通うと、心身ともに疲れてしまいます。

兄弟姉妹や親族で、面会の曜日を分担してみてはいかがでしょうか。
面会の時間や人数、持ち込めるものは、病院によって決まりが異なります。
面会のルールは、必ず病院に確認してください。

遠方で通えない家族は、電話や手紙で声を届けるだけでも十分です。
「できる人が、できることを」で大丈夫です。

担当看護師・医療ソーシャルワーカーと連携する

病院には、患者や家族の相談に乗る医療ソーシャルワーカー(MSW)がいます。
「地域連携室」や「医療相談室」などの名前で、窓口が置かれていることが多いです。

医療ソーシャルワーカーに相談できること
– 医療費の支払いや、使える制度について
– 退院後の生活や、介護サービスの準備について
– 転院先や、介護施設の探し方について
– 家族の介護負担や、仕事との両立の悩み

「こんなことを聞いてもいいのかな」と遠慮する必要はありません。
困りごとは、一人で抱え込まずに相談してみてください。

退院後の生活を、入院直後から考える(退院支援)

退院の話は、思っているより早くやってきます。
入院したばかりの時期から、退院後の暮らしを考えておくと安心です。

準備が整わないまま退院すると、生活がうまく回らず、再入院につながることがあります。
自宅の環境や介護サービスを、本人・家族・病院・地域の関係者で一緒に整えることが、再入院の予防に役立つと報告されています。

すでに介護保険のサービスを使っている場合は、担当のケアマネジャーに入院したことを伝えましょう。
ケアマネジャーと病院が情報を共有すると、退院後の準備がスムーズに進みます。

医療費の支払いと、高額療養費の申請を忘れない

入院費は、月末締めで請求されることが多いです。
支払いの方法や時期を、入院窓口で確認しておきましょう。

窓口で上限を超えて支払った場合は、高額療養費の払い戻しを申請できます。
申請の期限は、一般に診療を受けた月の翌月の初日から2年間です。

本人の口座からの支払いが難しい場合に備え、お金の管理の方法も話し合っておきましょう。
銀行の手続きについては、加入している金融機関に確認してください。


【退院前】にすること

退院前には、退院前カンファレンスで退院後の生活を確認し、住まいの整備や介護サービスの手配、次の外来予約とお薬の確認を済ませておきます。

退院前カンファレンスに参加する

退院が近づくと、病院で「退院前カンファレンス」が開かれることがあります。
医師や看護師、リハビリ担当、ケアマネジャーなどが集まる話し合いです。

家族も参加できる場合は、できるだけ出席しましょう。
自宅の様子や、家族が手伝えることを伝える大切な機会です。

住まいを整え、介護保険の申請や見直しをする

入院前と同じように動けるとは限りません。
手すりの設置や段差の解消、ベッドの用意などが必要になることもあります。

まだ要介護認定を受けていない場合は、入院中から申請を相談できます。
すでに認定を受けている場合も、状態に合わせて区分の変更を検討します。
介護保険の仕組みは、介護保険とは?仕組み・要介護認定7段階・申請から利用開始までの流れを完全ガイドで解説しています。

訪問看護・訪問介護を手配する

退院後に医療的なケアが必要な場合は、訪問看護の利用を検討します。
入浴や食事の手助けには、訪問介護やデイサービスが役立ちます。

サービスの手配は、ケアマネジャーや医療ソーシャルワーカーに相談するとスムーズです。
わからないことは、一人で悩まずにケアマネジャーや病院の医療ソーシャルワーカーに相談してください。

次の外来予約とお薬手帳を確認する

退院の日には、次の外来の予約日を必ず確認しましょう。
退院時に処方された薬の内容も、お薬手帳に記録しておきます。

かかりつけ医がいる場合は、入院していたことを伝えておくと安心です。
かかりつけ医の大切さは、高齢者の健康管理は「車の定期メンテナンス」|かかりつけ医によるプライマリーケアが重要な4つの理由で紹介しています。


【緊急入院】の場合の対応

緊急入院のときは、まず搬送先の病院を確認して駆けつけることを優先し、書類や持ち物は後から届けても大丈夫です。

搬送先を確認し、かかりつけ医に連絡する

救急車で運ばれた場合は、まず搬送先の病院名と連絡先を確認します。
救急隊や病院から連絡が来たら、聞き取った内容をメモしておきましょう。

落ち着いたら、かかりつけ医にも入院したことを知らせます。
普段の病状や薬の情報が、搬送先の治療に役立つことがあります。

最低限の持ち物で駆けつける

緊急のときは、すべてをそろえようとしなくて大丈夫です。
まずは、次のものだけを持って駆けつけましょう。

緊急時に最低限持っていくもの
– マイナ保険証または資格確認書(わかる範囲で)
– お薬手帳、または普段の薬
– 家族の身分証、スマホと充電器

ほかの書類や着替えは、翌日以降に届けても間に合うことがほとんどです。
スーツケースを常備していれば、ここで持ち出すだけで済みます。

「誰が最初に駆けつけるか」を家族で決めておく

いざというとき、家族の誰が最初に駆けつけるかを決めておくと、慌てずに済みます。
近くに住む家族、連絡を受ける順番、遠方の家族の役割などです。

一人暮らしの親の場合は、近所の方や民生委員に連絡先を伝えておく方法もあります。
困ったときは、地域包括支援センターに相談してみてください。


入院に必要な情報を、エンディングノートに残しておく

薬やアレルギー、かかりつけ医、緊急連絡先などの情報をエンディングノートにまとめておくと、急な入院のときに家族が迷わず動けます。

入院の場面で家族が困るのは、「本人の情報がわからない」ことです。
飲んでいる薬、かかりつけの病院、保険のこと。
本人が話せない状態だと、家族は手探りで調べるしかありません。

エンディングノートに残しておきたい「入院のための情報」
– 持病、飲んでいる薬、アレルギー
– かかりつけ医と、通っている病院の名前・診察券番号
– 加入している健康保険と、医療保険・がん保険の保険会社
– 緊急連絡先(家族、担当ケアマネジャー)
– 延命治療についての希望

延命治療の希望については、リビングウィル(事前指示書)とは?人工呼吸器・胃ろうなど延命治療の意思表示の書き方と法的効力、ACPとの関係で詳しく解説しています。

最近は、こうした情報がスマートフォンの中にあることも増えました。
お薬手帳アプリ、保険会社のマイページ、家族のLINE。
スマホのロックが解除できないと、家族はその情報にたどり着けません。
IDやパスワードも、入院の場面で必要になる「デジタル資産」の一つです。

DEN(Digital Everlife Note)は、こうした大切な情報を暗号化して保管するサービスです。
必要な時に、家族へ確実に引き継ぐことを目指しています。
現在、サービス開始に向けてモニターを募集しています。詳細はこちら


よくある質問(FAQ)

Q1. 入院のときに、保証人や保証金は必要ですか?
A. 病院によって異なります。入院時に身元保証人や連帯保証人、入院保証金を求める病院もあれば、求めない病院もあります。頼める人がいない場合も、まずは病院の入院窓口や医療ソーシャルワーカーに相談してみてください。

Q2. 家族が病院に泊まって付き添うことはできますか?
A. 多くの病院では、看護師がケアを行うため、家族の付き添いは原則として必要ありません。ただし、病状や病院の方針によっては、付き添いが認められる場合や求められる場合もあります。必ず病院に確認してください。

Q3. 限度額適用認定証を用意し忘れました。どうなりますか?
A. マイナ保険証で受診していれば、多くの場合は認定証がなくても、窓口の支払いが上限額までになります。資格確認書で受診して上限を超えて支払った場合も、後から高額療養費として払い戻しを申請できます。加入している健康保険に確認してください。

Q4. 一人暮らしの親が入院しました。遠方に住んでいて通えません。
A. 病院の医療ソーシャルワーカーに、遠方に住んでいることを伝えて相談してみてください。病院の入院セット(レンタル)の利用や、地域包括支援センター、担当ケアマネジャーとの連携など、できる方法を一緒に考えてもらえます。

Q5. 入院中に容体が急変し、万一のことがあった場合はどうなりますか?
A. 考えたくないことですが、知っておくと落ち着いて対応できます。病院で亡くなった場合は、霊安室に移されたのち、葬儀社による搬送が必要になります。流れは病院で家族が亡くなったら|霊安室のルール・時間制限と遺体搬送・葬儀社対応の完全ガイドで解説しています。

Q6. DENとは、どのようなサービスですか?
A. DEN(Digital Everlife Note)は、相続・遺言・終活に関する大切な情報や、医療情報・IDなどのデジタル資産の情報を、暗号化して保管するデジタル終活サービスです。現在、サービス開始に向けてモニターを募集しています。

エンディングノートのデジタル化にご興味がある方は、DENのサービス紹介ページをご覧ください。


まとめ

高齢者の入院は、本人だけでなく、家族にとっても大きな出来事です。
入院が決まったら、主治医の説明を聞き、書類と費用を確認し、生活の調整をする。
入院中は退院後の暮らしを早めに考え、退院前には住まいとサービスを整えます。

入退院を繰り返す方は、スーツケースに入院セットを常備しておくと安心です。
そして何より、一人で抱え込まないことが大切です。
ケアマネジャーや病院の医療ソーシャルワーカーは、あなたの心強い味方です。

今日できる一歩は、親の薬とかかりつけ医の名前を、一枚の紙に書き出してみることかもしれません。
その一枚が、いざというときに家族を助けてくれます。

DENは、相続・遺言・終活に関する大切な情報を暗号化して安全に保管するデジタル終活サービスです。
現在、サービス開始に向けてモニターを募集しています。詳細はこちら

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、医療・法律・税務相談ではありません。記事内の情報は2026年10月時点のものであり、制度改正等により変更される場合があります。手続きや持ち物は病院・地域によって異なるため、必ず入院先の病院や加入している健康保険にご確認ください。


参考資料
– 厚生労働省「令和5年 患者調査の概況」(2023年10月調査)
– 厚生労働省「高額療養費制度を利用される皆さまへ」
– 厚生労働省「資格確認書について」
– デジタル庁「マイナ保険証」
– 横浜市「入院したときの食事代」(2026年6月改定後の標準負担額)

コメント

タイトルとURLをコピーしました