シニアにおすすめの資格10選|50代・60代・70代でも取りやすい資格を「取りやすさ×活かしやすさ」で比較【2026年最新】

和室の座卓でノートを囲み、笑顔で学びについて語り合う日本人のシニア夫婦 終活・エンディングノート

公開日:2026年9月29日 / 最終確認日:2026年9月29日
監修:終活・相続専門チーム(DEN編集部)

「今さら勉強なんて、もう年だから無理」。
そう感じて、学びたい気持ちにそっとふたをしていませんか。

定年や子育ての一区切りを迎えると、自由に使える時間が増えます。その時間を、新しい挑戦に使うシニアが増えています。

日本漢字能力検定協会によると、2021年度には103歳の方が漢検2級に合格しました。学びに「遅すぎる」はありません。

この記事では、50代・60代・70代のシニアにおすすめの資格10選を紹介します。合格率などの公式データをもとに、「取りやすさ」と「活かしやすさ」の2軸で比べました。

本記事で分かること
– シニアが資格を取る4つのメリット
– 学びと認知症リスクの関係(研究データ)
– シニアでも取りやすい資格10選の比較表
– 終活にも役立つ資格3つの活かし方
– 50代・60代・70代のモデルケース
– 資格選びで失敗しない3つのポイント

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、法律・税務・投資相談ではありません。個別の案件については、専門家(弁護士・税理士・司法書士)にご相談ください。資格の合格率・費用・制度は各主催団体の公表値をもとにしており、記事内の情報は2026年9月時点のものです。最新情報は必ず各主催団体の公式サイトでご確認ください。


  1. 人生100年時代、シニアの資格取得が注目される理由
  2. シニアが資格を取る4つのメリット
    1. メリット1:生きがい・目標ができる
    2. メリット2:社会参加・人脈が広がる
    3. メリット3:収入を得られる可能性がある
    4. メリット4:脳の活性化と認知症リスクの関係
  3. 【早見表】シニアでも取りやすい資格10選を「取りやすさ×活かしやすさ」で比較
  4. 終活にも役立つ資格3選|FP・終活カウンセラー・整理収納アドバイザー
    1. ① FP(ファイナンシャルプランナー)2〜3級
    2. ④ 終活カウンセラー2級
    3. ⑤ 整理収納アドバイザー2級
  5. 仕事・社会貢献につながる資格4選
    1. ③ 介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)
    2. ⑥ 登録販売者
    3. ② 宅地建物取引士(宅建)
    4. ⑧ 福祉住環境コーディネーター3級
  6. 趣味・脳トレとして楽しめる資格3選
    1. ⑦ 日商簿記3級
    2. ⑨ 野菜ソムリエ
    3. ⑩ 漢字検定・英語検定
  7. 50代・60代・70代の資格取得モデルケース
    1. モデルケース1:60代で介護職員初任者研修を取得したAさん
    2. モデルケース2:65歳でFP3級に合格したBさん
    3. モデルケース3:70代で整理収納アドバイザーを取得したCさん
  8. シニアが資格選びで失敗しない3つのポイント
    1. ポイント1:目的をはっきりさせる
    2. ポイント2:体力・費用・更新の条件を確かめる
    3. ポイント3:「必須の資格」と「あれば有利な資格」を分ける
  9. 取得した資格・スキルはエンディングノートに記録しておこう
  10. よくある質問(FAQ)
  11. まとめ

人生100年時代、シニアの資格取得が注目される理由

シニアの資格取得が注目される背景には、65歳を過ぎても働き、学び続ける人が年々増えているという社会の変化があります。

総務省統計局「統計からみた我が国の高齢者」(2026年9月公表)によると、65歳以上の就業者は943万人でした。22年連続の増加で、過去最多です。就業者全体に占める割合も13.8%と過去最高になりました。

働く意欲も高まっています。内閣府「令和7年版高齢社会白書」では、収入のある仕事をしている60歳以上の約8割が「70歳くらいまで、またはそれ以上」働きたいと答えています。

年齢別の就業率を見てみましょう。

年齢層 就業率(2024年)
65〜69歳 54.9%
70〜74歳 35.6%
75歳以上 12.2%

※出典:内閣府「令和7年版高齢社会白書」

65〜69歳では、2人に1人以上が働いている計算です。70代前半でも、3人に1人以上が仕事を続けています。

「定年=引退」という時代は、少しずつ変わりつつあります。では、資格を取ることで、どんな良いことがあるのでしょうか。


シニアが資格を取る4つのメリット

シニアが資格を取るメリットは、生きがい・社会参加・収入・脳の活性化の4つに整理でき、仕事に使わなくても人生を豊かにしてくれます。

メリット1:生きがい・目標ができる

退職後は、毎日の予定が急に少なくなります。「試験日」という目標があると、生活にほどよい張り合いが生まれます。

合格したときの「まだまだできる」という自信は、何歳になってもうれしいものです。家族や友人に認めてもらえる喜びもあるでしょう。

メリット2:社会参加・人脈が広がる

講座や勉強会には、同じ目標を持つ仲間が集まります。年齢も職業も異なる人との出会いは、大きな刺激になります。

資格を活かしてボランティアや地域活動に参加すれば、「誰かの役に立っている」という実感も得られます。

メリット3:収入を得られる可能性がある

介護職員初任者研修や登録販売者などは、パートや再就職につながりやすい資格です。年金に少し上乗せできれば、生活のゆとりにもなります。

ただし、資格を取れば必ず仕事が見つかるわけではありません。地域の求人状況を事前に確かめておくと安心です。

メリット4:脳の活性化と認知症リスクの関係

学ぶことや人と交流することは、認知症のリスク低下と関連があると報告されています。

医学誌ランセットの委員会は2024年の報告で、認知症の約45%に14の危険因子が関わっている可能性を示しました。その中には「教育機会の不足」や「社会的孤立」が含まれています。

国立長寿医療研究センターも、海外の追跡研究を紹介しています。読書などの知的活動を週2回以上する高齢者は、その後に認知症になった割合が少なかったという結果です。

ただし、資格の勉強で認知症を「必ず防げる」わけではありません。学びは脳の健康を支える習慣の1つと考えるのがよいでしょう。

体を動かすことや健康診断も含めた、健康寿命の延ばし方は健康寿命と平均寿命の差は男性9年・女性12年|人生100年時代に「不健康期間」を縮める5つの方法で詳しく解説しています。


【早見表】シニアでも取りやすい資格10選を「取りやすさ×活かしやすさ」で比較

シニアの資格選びでは、合格のしやすさを示す「取りやすさ」と、取得後の使い道を示す「活かしやすさ」の2軸で比べると、自分に合う資格が見つけやすくなります。

★の数は、公式データや受講条件をもとにDEN編集部が評価した目安です。

資格 種類 取りやすさ 活かしやすさ 取りやすさの目安
① FP(ファイナンシャルプランナー)3級 国家資格 ★★★ ★★★ 日本FP協会の学科合格率86.23%
② 宅地建物取引士(宅建) 国家資格 ★ ★★★ 合格率18.7%(挑戦型)
③ 介護職員初任者研修 公的研修 ★★★ ★★★ 130時間の研修+修了評価
④ 終活カウンセラー2級 民間資格 ★★★ ★★ WEB受講は約2時間
⑤ 整理収納アドバイザー2級 民間資格 ★★★ ★★ 1日の講座で取得
⑥ 登録販売者 公的資格 ★★ ★★★ 合格率40.7%
⑦ 日商簿記3級 公的資格 ★★ ★★ ネット試験の合格率40.8%
⑧ 福祉住環境コーディネーター3級 公的資格 ★★ ★★ 合格率38.6〜45.4%
⑨ 野菜ソムリエ 民間資格 ★★ ★ 養成講座の受講+修了試験
⑩ 漢字検定・英語検定 公的資格 ★★★ ★ 自分に合った級から挑戦できる

※合格率は各主催団体の直近の公表値です。詳細は各資格の解説と、記事末の参考資料をご覧ください。

表のとおり、合格率が2割を切る資格もあれば、講座の受講で取れる資格もあります。ここからは、目的別に3つのグループに分けて紹介します。


終活にも役立つ資格3選|FP・終活カウンセラー・整理収納アドバイザー

終活にも役立つ資格は、FP・終活カウンセラー・整理収納アドバイザーの3つで、自分の老後の備えに使いながら、家族や地域の相談にも活かせます。

① FP(ファイナンシャルプランナー)2〜3級

FPは、年金・保険・税金・相続など、お金の知識を幅広く学べる国家資格です。老後資金や相続の準備に、そのまま役立ちます。

3級は日本FP協会ときんざいの2団体が実施しています。日本FP協会の2026年4月〜8月の試験では、学科の合格率が86.23%、実技が83.29%でした。

2級に進むには、3級の合格などの受検資格が必要です。まずは3級で基礎を固め、興味が深まったら2級を目指すとよいでしょう。

自分のお金の整理に使うだけでも、十分に価値があります。専門家に相談するときの「目利き」にもなります。FPへの相談を考えている方は、FP(ファイナンシャルプランナー)の選び方|老後・相続で後悔しないための見極め方もご覧ください。

④ 終活カウンセラー2級

終活カウンセラーは、終活の基礎知識を学び、相談に乗る人を育てる民間資格です。相続・葬儀・お墓・介護・エンディングノートなどを幅広く学べます。

終活カウンセラー協会によると、2級の受講料は16,000円(税込)です。テキスト代・認定料・初年度の年会費を含みます。WEB検定なら動画5本・約2時間で、自宅で学習から試験まで終えられます。

自分自身の終活を進めながら、友人や地域の相談にも乗れるようになります。人生経験の豊かなシニアならではの強みが活きる資格です。

資格の種類や選び方は、終活カウンセラーとは?資格の種類・費用を比較し、良い相談相手の選び方を解説で詳しく紹介しています。

⑤ 整理収納アドバイザー2級

整理収納アドバイザーは、片付けと収納の考え方を体系的に学べる民間資格です。生前整理や実家の片付けに、すぐ役立ちます。

ハウスキーピング協会の2級は、1日の講座で取得できます。会場講座のほか、WEB講座も用意されています。

「モノを減らして、暮らしを軽くしたい」という方にぴったりです。生前整理での具体的な活かし方は、整理収納アドバイザーとは?終活・生前整理での活用法と費用相場をわかりやすく解説をご覧ください。

3つの資格に共通するのは、学んだその日から自分の終活に使える点です。「仕事にしなくても役立つ」という安心感があります。


仕事・社会貢献につながる資格4選

仕事や社会貢献につなげたいシニアには、人手不足の分野で求められる介護職員初任者研修・登録販売者と、専門性の高い宅建・福祉住環境コーディネーターがおすすめです。

③ 介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)

介護職員初任者研修は、介護の仕事の入り口となる研修です。厚生労働省が定めたカリキュラムで、合計130時間を学びます。

筆記試験ではなく、研修の最後に修了評価があります。年齢や学歴による受講制限は基本的にありません。

介護の現場では、シニアの人生経験や細やかな気配りが強みになります。同世代の利用者と話が合う、という声もよく聞かれます。

自治体によっては、50歳以上を対象に研修や職場体験を支援する事業もあります。お住まいの都道府県や市区町村の窓口で確認してみましょう。

⑥ 登録販売者

登録販売者は、ドラッグストアなどで一般用医薬品(第2類・第3類)を販売できる資格です。受験資格は特になく、誰でも挑戦できます。

厚生労働省によると、2025年度の全国の合格率は40.7%でした(受験者58,996人、合格者24,004人)。しっかりとした準備が必要な試験です。

注意したいのは、合格後の働き方です。一人で売り場を任されるには、一定の実務経験が求められます。店舗管理者になる場合は、過去5年間で通算1年以上の従事期間と研修の修了などが要件です。

② 宅地建物取引士(宅建)

宅建は、不動産取引の重要事項を説明できる国家資格です。今回の10資格の中では、最も難易度の高い「挑戦型」です。

不動産適正取引推進機構によると、2025年度の合格率は18.7%でした。数百時間の学習が必要とされ、腰を据えて取り組む覚悟が要ります。

その分、不動産会社でのパートや、実家・自宅の売却を考えるときに知識が役立ちます。時間をかけて1つの目標に挑みたい方に向いています。

⑧ 福祉住環境コーディネーター3級

福祉住環境コーディネーターは、高齢者や障がいのある方が暮らしやすい住まいを提案する知識を学ぶ検定です。

東京商工会議所によると、3級の合格率は2025年度の第54回が45.4%、第55回が38.6%でした。自宅でのIBT方式でも受験できます。

手すりの位置や段差の解消など、自分や親の住まいの見直しに役立ちます。介護リフォームを考えている方にもおすすめです。


趣味・脳トレとして楽しめる資格3選

趣味や脳トレとして資格を楽しみたいシニアには、日常生活で使える簿記、食の知識を深める野菜ソムリエ、自分のペースで級を上げられる漢字検定・英語検定がおすすめです。

⑦ 日商簿記3級

日商簿記3級は、お金の出入りを記録する「簿記」の基礎を学べる検定です。家計の管理や、副業の帳簿付けに役立ちます。

日本商工会議所によると、2025年4月〜12月のネット試験の合格率は40.8%でした。ネット試験は随時受けられるため、自分の準備が整った時期に挑戦できます。

⑨ 野菜ソムリエ

野菜ソムリエは、野菜や果物の選び方・食べ方・栄養を学ぶ民間資格です。日本野菜ソムリエ協会の養成講座を受講し、修了試験に合格すると取得できます。

受講料は入会金を含めて148,000円(税込)と、10資格の中では高めです。料理が好きな方や、家庭菜園を楽しんでいる方には、学びが毎日の食卓に直結します。

⑩ 漢字検定・英語検定

漢字検定と英語検定は、自分のレベルに合った級から挑戦できる検定です。1つ合格したら次の級へ、と目標を立てやすいのが魅力です。

漢検では、2021年度に103歳の方が2級に合格し、最年長記録を更新しました。年齢はゴールの妨げにならないことを示す好例です。

英語検定は、海外旅行や孫との会話を楽しみにする方にも人気です。趣味と脳トレを兼ねて、気軽に始められます。


50代・60代・70代の資格取得モデルケース

年代ごとの資格の活かし方をイメージできるよう、よくある体験談をもとに3つのモデルケースを紹介します。

※以下は複数の体験談をもとに再構成したモデルケースであり、特定の個人の事例ではありません。

モデルケース1:60代で介護職員初任者研修を取得したAさん

Aさんは、62歳で会社を退職しました。親の介護を経験したことをきっかけに、介護職員初任者研修を受講しました。

修了後は、週3日のパートとしてデイサービスで働いています。今は実務経験を積みながら、実務者研修を経て介護福祉士を目指しています。

介護福祉士の実務経験ルートでは、3年以上の従事期間と540日以上の従事日数、実務者研修の修了が必要です。さらにその先のケアマネジャー(介護支援専門員)は、介護福祉士などとして5年以上・900日以上の実務経験が受験の条件です。

道のりは長いものの、Aさんは「一歩ずつ進むのが楽しい」と話します。長期の目標を持つこと自体が、毎日の張り合いになっています。

モデルケース2:65歳でFP3級に合格したBさん

Bさんは、年金の受け取り方で迷ったことをきっかけに、FP3級の勉強を始めました。65歳で合格しています。

今では、子どもから住宅ローンや保険の相談を受けるようになりました。「家族のお金の相談役になれた」ことが、何よりの喜びだそうです。

自分の終活でも、保険の見直しや相続の準備を進めるときに知識が役立っています。

モデルケース3:70代で整理収納アドバイザーを取得したCさん

Cさんは、72歳で整理収納アドバイザー2級を取得しました。自宅の生前整理を進めたいと考えたのがきっかけです。

講座で学んだ考え方を自宅で実践したところ、友人から「うちも手伝って」と頼まれるようになりました。今は地域の終活サロンで、片付けのコツを伝える活動に参加しています。

「70代からでも、新しい役割が見つかった」とCさんは笑います。

3人に共通するのは、身近なきっかけから一歩を踏み出したことです。大きな目標から始めなくても、学びは自然と広がっていきます。


シニアが資格選びで失敗しない3つのポイント

シニアが資格選びで失敗しないためには、目的をはっきりさせること、体力・費用・更新の条件を確かめること、仕事に「必須の資格」と「あれば有利な資格」を分けて考えることの3つが大切です。

ポイント1:目的をはっきりさせる

「仕事に活かしたい」「自分の終活に使いたい」「趣味として楽しみたい」。目的によって、選ぶべき資格は変わります。

目的があいまいなまま難しい資格に挑むと、途中で息切れしやすくなります。まずは「なぜ学びたいのか」を紙に書き出してみましょう。

ポイント2:体力・費用・更新の条件を確かめる

資格によっては、実技や長時間の研修、年会費や更新料が必要です。取得後にかかる費用まで含めて確認しておきましょう。

費用面では、厚生労働省の「一般教育訓練給付金」を利用できる場合があります。対象講座の受講費用の20%(上限10万円)が、修了後に支給される制度です。受給には雇用保険の加入期間などの条件があるため、ハローワークで確認してください。

ポイント3:「必須の資格」と「あれば有利な資格」を分ける

仕事に就くために、資格がないとできない業務があります。登録販売者による医薬品の販売や、宅建士による重要事項の説明がその例です。

一方で、FPや整理収納アドバイザーは、なくても仕事はできますが、あると信頼につながる資格です。仕事目的なら「必須の資格」を優先し、教養や終活目的なら「あれば有利な資格」から始めると無理がありません。

特定のスクールや講座に決める前に、主催団体の公式サイトで試験内容・費用・合格率を確かめることも大切です。複数の学び方を比べて、自分のペースに合う方法を選びましょう。


取得した資格・スキルはエンディングノートに記録しておこう

苦労して取得した資格やスキルは、本人しか把握していないことが多いため、エンディングノートに記録して家族と共有しておくことが大切です。

資格には、年会費や更新手続きが必要なものがあります。本人に万が一のことがあったとき、家族が知らないまま年会費の引き落としが続くこともあります。

エンディングノートには、次のような情報をまとめておくと安心です。

  • 資格の名称・取得日・登録番号
  • 所属している協会と、年会費・更新の時期
  • 会員サイトやオンライン講座のIDの保管場所
  • 資格を活かした活動先や、仲間の連絡先

特にオンライン講座や会員サイトのアカウントは、家族から見えにくいデジタル資産の1つです。パスワードそのものではなく、「どこに何があるか」を残しておくとよいでしょう。

資格を通じて得た経験や思いを書き残すことも、家族にとって大切な贈り物になります。「なぜこの資格に挑戦したのか」という言葉は、あなたらしさを伝えてくれます。

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よくある質問(FAQ)

Q1. 70代からでも資格は取れますか?
A. 多くの資格は年齢制限を設けていません。漢検では103歳の合格者も出ています。体力や学習時間に合わせて、講座の受講で取れる資格や、級を選べる検定から始めるのがおすすめです。

Q2. シニアが最初に挑戦するなら、どの資格がよいですか?
A. 目的によって異なります。自分の終活やお金の整理に役立てたいならFP3級、片付けを進めたいなら整理収納アドバイザー2級が取り組みやすいでしょう。仕事につなげたい場合は、介護職員初任者研修が選択肢になります。

Q3. 民間資格を取っても意味はありますか?
A. 民間資格でも、学んだ知識は自分の生活や終活にそのまま活かせます。ただし、民間資格は主催団体によって内容や信頼性に差があります。講座の内容・費用・更新条件を公式サイトで確認してから選びましょう。

Q4. 資格の勉強費用に使える補助制度はありますか?
A. 厚生労働省の「一般教育訓練給付金」では、対象講座の費用の20%(上限10万円)が支給される場合があります。雇用保険の加入期間などの条件があるため、ハローワークにご確認ください。自治体独自の支援事業がある場合もあります。

Q5. 資格の勉強は認知症の予防になりますか?
A. 知的活動や社会参加が、認知症のリスク低下と関連するという研究報告はあります。ただし、資格の勉強だけで認知症を確実に防げるわけではありません。運動・食事・人との交流とあわせて、健康習慣の1つとして取り入れましょう。気になる症状がある場合は、医療機関にご相談ください。

Q6. 取った資格の情報は、家族に伝えておく必要がありますか?
A. 年会費や更新が必要な資格は、家族に伝えておくと安心です。本人に万が一のことがあったとき、退会手続きができずに費用がかかり続ける場合があります。エンディングノートに、資格名・協会名・会員サイトの情報をまとめておきましょう。

エンディングノートのデジタル化にご興味がある方は、DENのサービス紹介ページをご覧ください。


まとめ

資格取得は、50代・60代・70代からでも十分に始められます。大切なのは「取りやすさ」と「活かしやすさ」の2軸で、自分の目的に合った資格を選ぶことです。

終活に役立つFP・終活カウンセラー・整理収納アドバイザー。仕事につながる介護職員初任者研修や登録販売者。趣味として楽しめる簿記や漢検・英検。どの資格にも、その人らしい活かし方があります。

資格を取るかどうかは、もちろん自由です。それでも、「もう年だから」と決めつける前に、気になる資格の公式サイトを1つ開いてみませんか。やりたいことを書き出してみたい方は、バケットリストとは|「死ぬまでにしたい100のこと」で、何歳からでも心躍る人生を歩む終活も参考にしてください。人生100年時代の後半戦は、新しい自分に出会える時間です。

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資格の試験内容・合格率・費用・更新条件は、主催団体によって毎年見直されることがあります。受験や受講を決める前に、必ず各主催団体の公式サイトで最新情報をご確認ください。教育訓練給付金の対象や受給条件はハローワークが相談先です。健康面や認知機能に不安がある場合は、かかりつけ医などの医療機関にご相談ください。本記事は特定のスクール・通信講座を推奨するものではありません。

参考資料
– 総務省統計局「統計トピックスNo.149 統計からみた我が国の高齢者」(2026年9月)
– 内閣府「令和7年版高齢社会白書 第1章第2節 就業・所得」
– Livingston G, et al.「Dementia prevention, intervention, and care: 2024 report of the Lancet standing Commission」The Lancet, 2024
– 国立長寿医療研究センター「日常的な活動と認知症予防」
– 日本FP協会「FP技能士の取得者数 及び 試験結果データ」(2026年4月〜8月実施分)
– 一般財団法人不動産適正取引推進機構「令和7年度宅地建物取引士資格試験結果の概要」
– 厚生労働省「令和7年度登録販売者試験実施状況」(2026年3月31日現在)
– 厚生労働省「登録販売者に対する研修の実施要領について」
– 商工会議所の検定試験「日商簿記検定試験(2級・3級)ネット試験 受験者データ」(2025年4月〜12月)
– 東京商工会議所「福祉住環境コーディネーター検定試験 データ」
– 公益財団法人社会福祉振興・試験センター「介護福祉士国家試験 受験資格(実務経験ルート)」
– 一般社団法人終活カウンセラー協会「検定を受ける」
– 一般社団法人ハウスキーピング協会「整理収納アドバイザー2級」
– 一般社団法人日本野菜ソムリエ協会「よくある質問」
– 日本漢字能力検定協会「令和三年度成績優秀者表彰ならびに合格者の最年長記録更新のお知らせ」
– 厚生労働省「教育訓練給付制度」

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、法律・税務・投資相談ではありません。個別の案件については、専門家(弁護士・税理士・司法書士)にご相談ください。資格の合格率・費用・制度は各主催団体の公表値をもとにしています。記事内の情報は2026年9月時点のものであり、制度改正等により変更される場合があります。

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